観劇の1日

昨日締め切りだった作業も一段落ついて、しばらく余裕が出来たーヽ(´ー`)ノ
ということで、今日は観劇の一日。
映画を二本、演劇を一本見てきました。充実充実。


◆『コーチ・カーター』
まず水曜日はテアトル系映画館が1000円の日、ということで、新宿テアトルタイムズスクエアにて
『コーチ・カーター』 を見てまいりました。


先に評価を書くとしますと、評価点:★★★★
となりました。


この映画、プロット的には「不良バスケット部を、OBである熱血コーチが立て直す」とありがちなのですが、中身はどうしてそんなに単純な話ではないのです。
アメリカの貧民階層が抱える諸問題を、バスケット部の各メンバーを通して浮き彫りにします。
黒人差別、ドラッグ、学生出産、学業低下…など。
2時間強と比較的長い映画ですが、テンポの良いカッティング&BGMで、全く退屈することなくみ終える事が出来ました。


◆『ノロイ
続いて、大黒屋にて前売り券を買って見た映画は 『ノロイ』 でした。
昨今のホラームービーの流れに乗った映画ですが、実在の恐怖話収集作家によるドキュメンタリー仕立てというのが、なかなかにユニークな作品。


こちらも、先に評価を書くとしますと、評価点:★★★☆
となりました。


日本版『ブレアウッチ』な雰囲気を漂わせつつ、ディティールの細かい丁寧な語り口に、ついつい映像に引き込まれてしまいます。
いわゆるTVの怪奇特番とは一線を隔したつくり。
細かくはネタバレなので避けますが、見終わって「まさか、この映像って全部本物だったんじゃ…」と背筋が凍ってしまいました。
ホラーが苦手な人は、絶対見ない方が良いでしょう。ある意味『呪怨』より怖かったです。
今期ショッキング大賞1位ですね。


◆『風まかせけやき一四』
三番目は、シアターサンモールでの演劇鑑賞。
何故に見に行ったかと言えば、僕が最も敬愛する監督の一人、大地丙太郎氏が舞台の演出を初めて手掛ける、ってなことでこれはみるしかない!と。
作品タイトルから、昔、大地監督が作った『風まかせ月影蘭』の舞台版かなあという見当はついていたのですが、アニメとは一味も二味も違った演出を十分に堪能。
内容的には至って単純で、殺陣とかにはやや物足りなくも感じたのですが、非常にテンポの良い舞台で生の醍醐味を十分に楽しめました。
日替わり侍、大地ベーダーも見られましたしね。