9月の迎撃戦、プレアクト

■アクトトレーラー


男は力を求めた。男は人の力を信じた。
しかし、男は人を信じなかった。
男は、北米より馳せ参じた騎士。
しかし、男の剣が向けられた先は同朋だった。


トーキョーN◎VA the Detonation
『死神たちの交差点』


運命の扉、そこは血塗られた交差点。


■推奨スタイル
①カブトワリ:フリーの殺し屋
②カタナ:殺戮者
③クロマク:フィクサー
④ニューロ:クロマクの部下
⑤レッガー:カーライルの構成員


ハンドアウト
各キャストには以下の設定が付加されることになる。キャスト作成時にプレイヤーとよく相談すること。
「カブトワリ」:かつてジェイコブとバディだった。
「カタナ」:かつてレイナとバディであり、現在はジェイコブの下についている。
「クロマク」:特になし
「ニューロ」:クロマクの部下、必ずしも≪腹心≫でなくてもよい。
「レッガー」:カーライルの構成員


①カブトワリ(キャストコネ:レッガー)
コネ:ジェイコブ・セプター 推奨スート:スペード
ジェイコブ・セプターはかつてのバディだった。肩を並べて色々と無茶なことをやった。彼がカーライルにとり立てられた時、彼は君に≪腹心≫になることを望んだ。…そして、二人の道は分たれた。
今やカーライル内で頭角を現し、円卓の騎士と呼ばれるまでになったジェイコブ。それが、今回の君にターゲットだ。


②カタナ(キャストコネ:カブトワリ)
コネ:レイナ 推奨スート:ハート

レイナはかけがいのないバディだった。彼女がキミの前から姿を消した時、キミは誓った。彼女を取り戻す、と。だから、彼女が君のターゲットの前に立ちはだかったとき、キミには彼女を殺すことはできなかった。
ターゲット、ジェイコブが持ちかけたのは、彼女と引き換えの従属。かくしてキミは、ジェイコブに操られる殺戮者となった。


③クロマク(キャストコネ:カタナ)
コネ:“還ってきた死神”マイケル・グローリー 推奨スート;ダイヤ

『カタナ』と『カブトワリ』、ストリートでも名の知られた二人の死神。"もし二人が戦えば"は、結論なき議論のひとつでもある。そして今、その議論に答えが出ようとしている。カーライルで起きた内部抗争。クーゲルは『カブトワリ』を雇い、円卓の騎士ジェイコブは『カタナ』を引き入れた。厄介なことが一つあるとすれば、“帰ってきた黒幕”が君に、抗争の決着を依頼してきたことだろう。


④ニューロ(キャストコネ:クロマク)
コネ:鉛の三姉妹 推奨スート:ダイヤ

鉛の三姉妹、かつて北米で一度組んだことのある殺し屋。正直なところ、敵に回すのは遠慮したい相手だ。ところが、今回の依頼にはどうも彼女達が絡んでいる模様。つまり手順を間違えば爆発しそうなパズルを解かねばならない。とはいえ、仮にもニューロを名乗る人間ならば、こういうアツイブツには嬉々として手を伸ばさねばなるまい。


⑤レッガー(キャストコネ:ニューロ)
コネ:ジェイコブ・セプター 推奨スート:ダイヤ

キングアーサーの信頼を受け、北米より訪れた円卓の騎士ジェイコブ・セプター。彼が振りかざす粛清の雨に、これまでクーゲルのもとで統制されてきたN◎VAカーライルは大きく揺れている。果たして二人のうち、生き残るのはどちらなのか?どちらにつけばキミは生き残れるのか?悠長に眺めていれば、他勢力に付け入られてしまう。決断の時が迫っていた。


■必要な神業
ゲストの即死神業のみでキャストが死亡するのを防ぐために、最低2個の防御神業が必要である。
なお、アクトの展開によっては更に6個以上の防御神業が必要になり、またキャスト間での対立も起こりうる。


■本アクトにおける社会戦
本アクトではある程度の社会戦能力がキャストに求められる。データ作成の上で、考慮に入れること。
また、本アクトでは、以下の特殊ルールを採用する。

・本シナリオで社会戦が発生した場合、1カット=1シーンのカット進行によって解決する。
・本アクトの社会戦は参加を宣言した者か、その攻撃対象となる者のみが登場する。
・参加者はセットアッププロセスの直前に<社会>か<コネ>の判定を行い、[達成値の十の位+1]がアクションランクとなる。