映画三昧
◆映画レポート
三昧と言うか、続けて三本見てきたと言いますか。
見てきた映画は以下の三本。
『ローレライ』
『マシニスト』
『ONE PIECE〜お祭り男爵と秘密の島』
先に、それぞれの評価点を書きますと。
『ローレライ』 評価点:★★★★
『マシニスト』 評価点:★★★☆
『ONE PIECE〜お祭り男爵と秘密の島』 評価点:★★
(5点満点。★は1点、☆は0.5点)
○『ローレライ』
『ローレライ』は、つい先日公開されたばかりで、現在盛んに宣伝されておりますが
ミリタリー好きだったり、特撮好きだったら必見の作品で、
もしも平成ガメラシリーズのファンだと言うならば、見るのは義務とも言えるでしょう。
特撮の出来が大変素晴らしく、「本当に邦画か?!」と目を疑うばかりの出来上がり。
役所浩司と柳葉敏郎の熱い演技も相まって、本年度邦画NO1も硬いほどの作品ですね。
○『マシニスト』
一年間、365日。一睡もしなかった男。
何故その男が、一睡も出来なくなってしまったのか?一年前に男の身に降りかかった事件とは?
ある種『メメント』にも似た、異色のサイコ・サスペンス。
単調になりがちな暗い画面を、迫真の演技と練られた脚本で、ラストまでひっぱる映像はお見事。
惜しくむらくは、どうしても説明不足というか、謎で終わってしまった部分が、いつかあった点か。
とはいえ、このてのサスペンス映画の中ではかなりの完成度。
○『ONE PIECE〜お祭り男爵と秘密の島』
原作を殆ど知らずに見に行って、やや不安な部分もあったのだが、それとは関係のない部分で多くの不満が残った作品。
作画というレベルでは非常に高いモノがあり、CGも非常に良く出来ていたが、それ以上に脚本というか構成が良くなかった。
キャラクターのテンションが常に「怒り」であった点や、お祭り島での試練が全く生かされてなかった点。
敵キャラの行動原理の不明瞭さ。などなど、画面に集中できない要素が多すぎました。