天井桟敷に誘われて

◆ノルマにプラス
ノルマを課して勉強と身構えるわけではないのですが、どうにも最近は意識してしまいます。
去年、ノルマを大きく下回ったせいもあるんでしょうけれど。
というわけで、今月は何とか時間をやりくりして映画に勤しんでおります。
本日見てきたのは 
 

  天井桟敷の人々』


という、古いフランス映画。
権威ある映画アンケートなどで、史上最高の映画にも選ばれた事もあるこの作品。
今週金曜までと言う事で、是非とも見ねばと、見てまいりました。
結論から言えば、長い映画だなあ、という感想ですが、退屈では有りませんでした。
上演時間が、3時間半で二部構成と言う、近年に見ない形式だったので、正直心配だったのですが(主に僕が寝ないかどうか)
内容的には、フランスの劇場を舞台にした恋愛劇。
純朴な無言劇役者、軽薄な演劇役者、二人を翻弄する美しき女優、が主な三人。
やや説明不足な部分や、意図が不明な演出もありましたが、基本的には素直なプロットで
所々に挿入される劇中劇も、コミカルで面白かったです。
ただまあ、今の映画に慣れてしまっている身としては、やや冗長な長さだったなあと言うのも正直な感想でしょうか。
恐らく今この作品をリメイクした場合は、2時間弱のミュージカル物になるんだろうなあ、とか。
ちなみに評価点は


  評価点:★★★☆


と言ったところでしょうか。