キャスト妄想

■妄想と言う名の構想
最近ネタ切れ気味なので、キャスト妄想なんぞでお茶を濁そうかと思います(笑)
今の所、殺し屋導入が出来る殺し屋のキャストが、マリスという少年のナチュラルボーンキラーしかおらず(URL参照 http://hatabata.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/nova_d/db.cgi?mode=profile_mode&number=61
これじゃあ、シリアスなシナリオに参加出来ないなあ、ということで。
PC1的な属性を持った殺し屋のキャストを考えてみました。

“黒き白”イヴェール・ノアール 17歳 ♂ 整った顔立ちに灰色ががかった黒髪
マネキン◎● カタナ ハイランダー

「……痛い?そうか、君にはまだ“心”があるんだね。」
―――息絶える寸前の標的に向かって

 かつてアサクサに『白き家』と呼ばれる孤児院があった。そこは真教浄化派が作ったエージェント育成機関だった。彼はその『白き家』の出身だ。
しかしT.Fと河渡組により、『白き家』は潰されてしまう。浄化派から子供たちを救うという大義名分のために。
子供たちは救われた。メディアでも美談の一つとして取り上げられた。めでたしめでたし。ハッピーエンド。神様有り難う。
 ……だが物語にはトゥルーエンドが用意されていた。彼だけのために。
 彼にとって『白き家』は“全て”だった。浄化派で生まれ、浄化派で育ち、浄化派で学んだ彼にとって他に居所など無かったのだから。
T.Fによる更正プログラムの最中、『白き家』での家族を含むその場にいた人間全てを殺し、彼はストリートの闇に消えた。
 程なくして彼は殺し屋となる。“殺す”ことでしか“生きる”ことが出来なくなった存在。“殺す”事に依存した存在として。


……えー、なんだかかなり病的なキャストが出来てしまいました。イメージソースがいけなかったのかもしれませんね(笑)

僕の中でのキャストの作り方には幾つかの縛りがあって、その為に僕はキャスト作成のスピードが極端に遅いのですが。(もちろんあんまし考えないで作る時も有りますが)
その一つは、「キャストは世界の住人でなければならない」というものです。
これは主に、キャストの職業(生き様)を決めるときのものでして。簡単に言えば「その職業、生き様を選んだ理由をちゃんと考える」ということです。
職業や生き様を考慮する事は、そのキャストの行動原理につながり、人生そのものといっても過言では有りません。
言うまでも無くこれはロールプレイの指針ともなり、キャストに「生」を与える事になると僕は考えています。
今回の場合で言うと考えたのは「殺し屋である理由」です。
何故キャストとしてN◎VAの世界に生きているのか。これは生半な事では有りません。
キャストには、今の生き方を続ける強い理由が必要なはずです。
ただ「お金が無いから」とか「面白いから」といった理由で、生き様を選ぶのは行動原理としては弱いのではないでしょうか。
「治療費に莫大な金が掛かる肉親のため」に「お金が無い」とか、「幼い頃受けた虐待のために笑顔を忘れ」「面白いもの」を探しているとか、理由は何でもかまいません。
何か行動原理となりうる生き様を決めてやると、その世界で生きるキャストになるのではないでしょうか。


以上、本日の散文乱文でした。