9/1…それは、映画の日

本日は映画の日!ということで、久方ぶりに映画の日に映画を見に行ってきました。
見に行った作品は、ずばり『華氏911

本国公開前から様々な物議をかもし出し、今なお話題となっているこの作品。
間もなく訪れようとしている9月11日、さらに11月には大統領選挙を控えて…と、まさに今を見ずしていつ見るのか!という作品。

さて、そんな『華氏911』の評価はと言いますと…


  評価値:★★★★★(満点!)


でした!見る前の予想値では★4つだったので、それをさらに上回る評価。
「ブッシュへの個人攻撃」、「ドキュメントでなく、ムーアによる思想映画」、「政治的な偏見」
と、否定的な意見も言われておりましたが、僕の印象ではそんなことは“一切”感じませんでした。
もちろん監督&脚本であるマイケル・ムーアの視点・編集で、映画は描かれています。
とはいえ、そのムーアの視点は実に客観的であり、描かれているのも全て事実に基づいたもの。
そもそも『華氏911』自体が、「9/11の同時多発テロからイラク攻撃への流れを追ったもの」であり、
それら全ての政治的判断を行ったのがブッシュ大統領なのですから、『華氏911』で主演:ブッシュ大統領などと書かれるのも当然と言えましょう。
確かにムーアによる作品である『華氏911』は、視聴者に一定の方向性を持った印象を与えるでしょう。
しかし、使われている映像やムーア自身によるナレーションの何処にも、偽りは描かれていないのです。
「今まで表面に出なかったこと」、「誰も気がついていなかったこと」、「気付いていたのに重要視してなかったこと」、そういったものにムーアはカメラを、マイクを向けた。僕はそう思っています。

上映時間122分の映画で、時間的には長い分類に入りますが、僕としては3時間でも、4時間でも見てみたい、そういった内容の映画でした。


ちなみに僕は月曜日に一度見にっているので、今回で二回目でしたが、内容があまりにも濃厚で一度だけではとても全部消化しきれないほどの充実の内容でした。