おっとり刀のキャスト分析−その2

昨日に引き続き、キャスト分析なぞを…。
今回は、クロマクから


クロマク:“ガヴリエルの猟犬”ラディ・クリス 25/♂ Inu◎●Kabuto Kuromaku

ジョバンニが元々クロマクで、スタイルが変わってしまったためにクロマク導入が出来るクロマクはいなかったりで。
ラディについて詳しくは、Inuの項目にて。


エグゼグ:“President”カルシェリアス・サーディク 35/♂ Hilander◎●Exek=Exek
      “小竜大使”ジョージ・A・ブルース 28/♂ Karisma◎Exek●Kagemusya

Kuguthuと比較した場合、ほとんど導入がないExek。
しかも、Kuguthuと同様所属企業がシナリオにかかる場合がかなり多い。
そんなこんなでなかなか使う機会が無いExekだが、僕は一つの抜け道を考えた。それが、カルシェリアス。
はたはた@ムッフー系の極地のようなキャストカルシェリアスの最大の特徴は、所属企業を持たないことである。
基本的に前回のアクトのことはリセットし、アクト毎に所属企業を変更するという暴挙によってどの企業でも導入可能という暴挙。まさしくPC4、5か(笑)
ちなみにジョージの場合は、カーライル所属の人間なので、カーライルのレッガー導入の方が適切だったり。


カタナ:“無垢なる殺意”マリス・アデレイド 16/♂ Hilander◎Katana●Chakra

数えてみたら手持ち唯一のKatanaキャスト。
Katana導入は導入的には、FateInuの次かその次くらいに導入の多いスタイルではないでしょうか?
愛らしい微笑を湛え、“呼吸するかのように”人を殺すKatana●のシリアルキラー
誰彼構わず殺戮をする困ったちゃんのような印象を与えますが、
PL的に理性の押さえはしっかり効かせているので、じつはそこまで暴れまわっていなかったり。
基本的に1シナリオ、1殺くらいですし(笑)
PL的にジョバンニ共々、大変使いやすいキャスト。PC的には、おそらく3、4あたりが適任か。


クグツ:“StormBringer”アレス・ベルヴェルク 26/♀ Kuguthu◎Arashi●Karisma

Fateに匹敵するくらいに導入が多いであろうKuguthu導入。だが、Fateに比べ面白みに欠けるというのが僕の意見である。
R時代には居るにはいたが、Dでは暫く居なかったKuguthuキャスト。
データ的な能力と設定的な物を練りこんで作成してみたが、今の所はまだ手探り段階といった所か。
ルールプレイ的に、もう少し到達点があればもっと積極的に使っていけるのだが…。
PC的には、3、4のキャスト。


カゲ:“IceAge”クロノス・ディア 19?/♀ Kage◎●Kabuto Mayakashi
      :“深淵の翼”リエル・イングリート 27/♀ Kage◎Vasara●Chakra 
Kageのキャストとは言え、大抵はKage導入として単品であることはほとんどなく、殺し屋導入などに入ることが多いであろう。
まあ、最近の知り合いの作るシナリオには何故かニンジャ(Kage)導入、というシナリオもままあるみたいだが(笑)
というわけで、Kabutoの項で後述にしたKageキャストのクロノスの登場である。
R時代に大作シナリオ『真冬の夜を越える日』の傭兵導入のために作ったキャストで、どういうキャストにしようか大変悩んだのを覚えている。
確かに、クロノス辺りから僕のキャストの転機だったのだろか…(笑)
PC的には、1〜4もこなせる便利キャラだったりで。その辺りは導入によりけり。


チャクラ:“十三妹”蘭 子竜 28/♂ Kabuki◎Legger●Chakra
        :“深淵の翼”リエル・イングリート 27/♀ Kage◎Vasara●Chakra

チャクラといえばチャクラSSS。チャクラSSSといえば、無双書。
通常は皆無といっていいほど、チャクラ導入なんぞというのは無いだろうが、その常識を爆破したのがチャクラSSSであろう。
俄か格闘技、俄か中国好きの僕としては、京劇で功夫も究めてる子竜は、なかなかはまったキャストである。
格闘の描写は今後はもっとインプットして、更なるチャクラシナリオに備えたい所。


レッガー:“十三妹”蘭 子竜 28/♂ Kabuki◎Legger●Chakra

FateやKuguthu程ではないにせよ、そこそこ出番が多い導入がこのLegger導入であろう。
Dになって、カーライルと河渡に押され、すっかり影の薄くなった三合会だが、子竜は比較的使用頻度の高いキャストである。
僕自身が気に入っているキャストというのもあるが、なにより悪ロールプレイがやり易いキャストなのだ。
表面上は優男としての面を被っている分、Legger●の部分を際立って表現できるといいますか。
神業バランスも、≪チャイ≫(完全打消し)、≪不可触≫(社会防御)、≪黄泉還り≫(肉体防御)、とバランスよく揃っているのも大きな点である。